カンジダ膣炎の検査方法

カンジダ膣炎の検査方法

カンジダ膣炎の検査は、婦人科で受けることができます。
病院では膣や外陰部の状態を診察したあと、膣内の分泌物を採取しカンジダ菌の有無を調べます。
検査方法には検鏡法と培養法というものがあります。

検鏡法とは、採取した分泌物を顕微鏡で調べる検査方法です。
採取した分泌物から、菌が検出されればカンジダ膣炎と診断します。

もうひとつは培養法です。
検鏡法で発見できなかった場合も培養法によって菌が検出されることもあります。
培養法とは専用の菌培養地に分泌物のついた綿棒をセットし顕微鏡で観察します。
この培養地はカンジダ菌だけが繁殖できるようになっており、感染していれば、大量に発生している菌を見つけることができます。
それ以外では、膣内の環境を知るために酸性・アルカリ性の強さを調べることもあります。

検査方法はこのようなものが多く、痛みを伴うものではありません。
時間も短く、30分もかからないほどで検査は終了するでしょう。
注意点として、膣内の分泌物を採取するため、生理期間中に病院に行くのは避けた方が良いです。

カンジダ菌はもともと体のあらゆるところに存在している細菌であるため、発症していなくても検査によって見つかることがあります。
そのためカンジダ膣炎の検査で病院に行く場合は、カッテージチーズのようなおりもの、膣内や外陰部が痒いなどの異常が現れてから検査を受けるのが良いでしょう。

また、検査が自宅でできる、検査セットの郵送サービスもあります。
病院に行くのは勇気がいるという方も、自宅で一人で検査をすることができますが、結果が届くまでに少し時間がかかります。
そのため感染していた場合、治療に入るのがやや遅くなってしまいます。
病院と同じで、女性は膣内の分泌物を採取する方法のため、十分に注意をする必要があります。
この方法は生理中や妊娠中、妊娠している可能性があるときはしてはいけません。

カンジダ膣炎の治療は早いほど完治をするのも早くなります。
異常があれば早めに検査をするようにしましょう。

男性の性器が痒いのもカンジダが原因?

カンジダと聞くと女性がかかるカンジダ膣炎を想像する人が多いかもしれませんが、実は男性の性器が痒い場合もカンジダに感染している可能性があります。
男性器の方が性器が体外に突出していることから、洗いやすく清潔を保つことができ、カンジダが繁殖しにくい傾向にあるため、それほど発症するケースは多くはありません。
それでも発症確率はゼロではないため、万が一のことを知っておく必要があるでしょう。

男性のカンジダとしては亀頭や陰嚢のかゆみやただれが見られたり、亀頭と包皮の付け根あたりが赤くはれ上がり、水膨れや性器の痛み、排尿痛などがみられることもあります。
これらが悪化すると尿道炎を引き起こすことにもなりますが、そのほかの性病にも似たような状態があり、尿道炎を引き起こすことも多いので、素人が何の病気であるのかを見極めるのは難しいでしょう。

男性のカンジダを発症することにより、亀頭や包皮が炎症を起こすこともあり、カンジダ症亀頭包皮炎というもので、非常に治りにくく一度改善したと思って治療を中断すると、再び元に戻ることもあります。
包皮が赤くなる、かゆみや痛みを感じる発疹がみられ、発疹がひどくなると水ぶくれが発生しはじめます。
痛みやかゆみについては個人差があり、軽い人もいれば夜も眠れないほどのかゆみに悩まされる人など様々です。

また痛みとともに亀頭周辺に分泌物が見られることもあります。
感染するとポロポロとはがれ落ち、薄い皮がはがれるように見えることもあり、特に陰茎が包皮に包まれた状態の人はカンジダの細菌が好む高温多湿の環境で発症率が上がります。

カンジダ菌が存在しているのであれば検査が可能です。
病院を受診することに抵抗がある人は自宅での検査方法もお薦めです。
しかし感染していることがわかったら病院を受診し、早期治療をすることが大切です。